「懐かしさが購入意欲を高める」~ノスタルジーマーケティング~

「新しいもの」と「懐かしさ」の掛け合わせが、消費者の購買意欲をかきたてる大事なコツです。今日は、事例を交えて、ノスタルジーマーケティングという手法を皆さんにお伝えしたいと思います。

~ノスタルジーとは~

ノスタルジー(nostalgie)はフランス語で、故郷や昔のことを懐かしむこと、またその懐かしさを指しています。

「生活に必要不可欠なものはすでに所有している」という状況が生じやすい現在の時代では、商品のそのものの良さだけではなく、商品に感情移入させることが消費者の財布のひもを緩めるきっかけになりやすいです。

~ノスタルジーマーケティングとは~

昔の商品の復刻版を出すことや、商品デザインを数年前のものに一次的に戻すなど、懐かしい青春時代を思い出せることで、消費者の心をくすぐり、購買意欲を書き立てることをノスタルジーマーケティングと言います。ひと昔流行った曲を新商品のCMソングとして起用するのもそうですね!

意外と多くの企業がこの手法を使っています。

私たちも意外と日頃から、この手法にまんまと影響されて商品を購入していたのかもしれません。買うことで、消費者を幸せな気持ちにさせてくれる素敵な手法なので、個人的にすごく好きなマーケティング手法の一つです。

~事例紹介~

好きな手法だけに、紹介したい事例が山ほどありますが…

ここでは泣く泣く一つに絞らせて頂きます。

「グリコ ポッキー」×「キリン 午後の紅茶」プロジェクト第5弾

https://www.kirin.co.jp/products/softdrink/gogo/pocky-gogotea-jp/

ポッキーと午後の紅茶を組み合わせることで得られる新しい味わい、商品そのものにもとても魅力があると思いますが、パッケージデザインのコンセプトがすごく魅力的です。

平成の最後の年ということで、パッケージは、懐かしい平成の青春を思い出して楽しめるデザインで、平成の青春を3つの年代に分けて展開します。思わず「午後の紅茶」と「ポッキー」をつなげて組み合わせてみたくなるバリエーションです。

3カ国を話すマイペースなOL。制作に関する企画やマーケティング戦略を考えるのがメインのお仕事。 小さなデザイン会社でクリエイティブディレクターとして活動しながら、もっと小さな会社をのびのび経営中。

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