グロースハック~シリコンバレーで注目を集める最新マーケティング手法~①

グロースハック【Growth Hack】という言葉をご存じでしょうか?

グロースハックとは、2010年にアメリカの起業家ショーン・エリスが考え出したマーケティングの概念です。

従来のマーケティングはリサーチや顧客獲得のための施策をメインとするの対し、グロースハックでは、それにプラスして、しくみの改善を行うことで、サービス・商品、あるいは企業そのものの成長を催す手法です。対象となるサービスが成長することで、新たな施策を打たなくても、次なるユーザーを呼び込むことができます。

マーケティングを土台にしつつも、更に一歩踏み込み、構築やクリエィティブを行い、サービスを根本から改善し、成長させるのがグロースハッカーです。

ある意味、エンジニアでもあり、デザイナーでもあり、そして顧客のことをしっかり考えた上でマーケティング戦略を考えられる、そんなグロースハッカーの需要は年々高まっています。

グロースハックの代表的なフレームワーク

AARRR

(図)

①Acquisition:新規ユーザー獲得

「購入させる」だけを目標にせず、

ますは多くの人に知ってもらうことが大切です。

逆ピラミッドで一番上になっているこのステップで躓くと、

その後の施策がいくら上手くいっても、母数が少なくなってしまいます。

②Activation:利用開始

まずは、お試しでもいいので、

サービス/商品を使ってもらうことが大切です。

初回半額、無料お試し期間を設けている企業も多いですよね!

始めるハードルを下げてあげること、多くの利用者を呼び込みます。

③Retention:継続利用

お試しで終わらないように、継続的に商品・サービスを利用してもらうことが大切です。

新規顧客の獲得には、多くのコストをかけている企業が多いです。

そのこと自体は悪いことはありませんが、呼び込んだ新規顧客をリピート客に変える力を持っていないと、永遠に高コストで顧客を呼び込み続けることになってしまいます。

新規:リピーターの比率は2:8が理想と言われています。

④Referral:紹介

リピート客を掴んだあとは、さらにそのお客さまの心を掴み、周りにも紹介したくなる一工夫をできたら最強です。企業が出しているPRよりも、ユーザーの心に響きやすいのが、信頼できる人の口コミです。

⑤Revenue:収益化

最後のステップが収益化になります。

もちろん最初から利益を見込めないサービス展開をしてはいけませんが、収益のみを目標にしていると、顧客にとっていいサービスを作れなくなってしまうことが多いです。

多くの人に見てもらえる工夫、多くの人が試したくなる工夫、試している短期間中にしっかり魅力を感じ継続したくなり、更には周りに紹介したくなるような仕掛けを考えることで、収益の繋げるのがAARRRの考え方です。

以上がグロースハックを代表するフレームワーク、AARRRの各ステップとなります。

各ステップごとに指標を定め、改善していくことで最終的な「収益」への成長が加速していきます。顧客(利用者)のことを頭に置きつつ、サービスの改善を行うのがグロースハックになります。

次回は事例を踏まえて、グロースハックをよりわかりすく解説していきます!

3カ国を話すマイペースなOL。制作に関する企画やマーケティング戦略を考えるのがメインのお仕事。 小さなデザイン会社でクリエイティブディレクターとして活動しながら、もっと小さな会社をのびのび経営中。

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